Bremen Marching Website

・バランスポイントラインの彫刻
→バランスポイントとはスティックを叩いた時にそのバウンドの最も弾みの良い場所のことを指します。ただ演奏しているとどうしてもこのバランスポイントがずれてきます。他社製のスティックにはそこに絵が書いてあったりしていますが、やはり演奏中だと少しずつずれていってしまいます。SHADOWスティックにはこのバランスポイントに軽い線を掘っています。掘っているからこそ、触っただけで確認できるのでポイントがずれることはありません。

・フォワード・バランス
→スティックの全体の重心は前方になっています。
スティックの重心が後ろ側にあると、ある程度力を込めて叩かないとしっかりした音は出ません。しかし重心が前側にあることで力のない幼児がたたいても、少ない力で大きな音を生み出すことが可能です。

・ヒッコリー素材
→ヒッコリーはスティックでは一番標準的な素材で、重さ、固さともに適度で多くのプレーヤーには最も愛されている素材です。
折れにくく、適度に暖かみのある音はどの小太鼓にも適しています。幼児用のスティックでオーク素材も多く見られますが、オークはヒッコリーに比べ、音には暖かみがなく無機質なニュアンスになってしまう上、コントロールも他の素材に比べしにくいため、あまり好まれません。

・チップ形状
→スティックの先端は球型（ボール）です。スティックには様々な形の先端がありますが、その中でも球型は丸い形になっていますのでどの角度で叩いても一定の音がなります。鼓隊などでマーチングをする際はこの球型が間違いなく活躍するでしょう。